いとこのお話
2010.02.03(Wed)
小学生の時から高校卒業まで野球一筋
卒業してからは真面目に働き
休みの日には近所の野球チームに参加
友達も多く元気すぎるくらい元気な男の子
現在22歳
学生の頃
野球は一生懸命するけど
それ以外の勉強や私生活は…
時々学校の先生から両親に電話がかかってきて
「うちの息子、何かやらかしたんですか!?」
ではなく
「うちの息子、今回は何をやらかしましたか??」
という感じで
何度となく学校の先生から良くない報告を受けるような
やんちゃな性格でした
10日前、友達の家での出来事
疲れたからといってコタツに入って寝ていたそうです
すると、バタバタと痙攣を起こし始め
手が付けれない状態に・・・
驚いた友達が急いで実家に連れて帰った時には
目の焦点が合わず明らかに普通じゃない状態だったそうです
それから救急車で近所の病院へ運ばれ
いろいろな検査を受けたけど
1件目の病院の医師から「原因が分かりません」言われ、
2件目の病院へ
その病院の医師からも「原因が分かりません」と言われ
最終的に1時間ほどかけて大きな病院に運ばれました
診断結果は「脳梗塞」
22歳の若者が発症するのは非常に珍しいらしく
医師も驚いていたそうです
私が彼に会ったのは倒れて10日後
身体の左側が麻痺してリハビリ中でした
意識ははっきりしているみたいですが
言葉はあまり出てきません
食事も少しずつ取れるようになったようですが
赤ちゃんがご飯を食べるみたいに
フォークでつついたり、こぼしたり…
昨夜は突然興奮して暴れだし
看護師さんたちが数名でおさえて
安定剤を注射して落ち着きを取り戻したそうです
こんな様態なので
母親は彼につきっきり
「何でこの子がこんなことになったのかなぁ」て
ぼそっとつぶやいていました
手術をすれば治るというわけではないので
今後、リハビリを頑張って
少しずつできることを増やしていく方法しかないようです
まるでTVドラマを見ているみたい
でも、これは現実です
これから彼にとっても
その家族にとっても先が見えない長い長い道のり
本人はもちろんですが、その兄弟、両親などの
心の痛みや不安ははかり知れません
いとこである私でさえすごく心が痛いです
毎日の生活の中で
私の隣には元気に働く旦那様
私のお腹にはすくすく育つベビちゃん
支えてくれる両親
当たり前に過ごす毎日が
どんなに幸せなことなのか
あらためて実感しました
**追伸**
彼は動く右手で私のお腹をさわり
なでなでしてくれました
その様子を隣で見ていた彼の母は
「ゆかちゃんの赤ちゃんが生まれる頃には
抱っこできるようになるといいね」と
目にいっぱいの涙を溜めていました
以前の彼に100%戻ることは難しいと思うけど
いつの日か
親戚みんなで集まって
笑ってお話できるといいな
卒業してからは真面目に働き
休みの日には近所の野球チームに参加
友達も多く元気すぎるくらい元気な男の子
現在22歳
学生の頃
野球は一生懸命するけど
それ以外の勉強や私生活は…
時々学校の先生から両親に電話がかかってきて
「うちの息子、何かやらかしたんですか!?」
ではなく
「うちの息子、今回は何をやらかしましたか??」
という感じで
何度となく学校の先生から良くない報告を受けるような
やんちゃな性格でした
10日前、友達の家での出来事
疲れたからといってコタツに入って寝ていたそうです
すると、バタバタと痙攣を起こし始め
手が付けれない状態に・・・
驚いた友達が急いで実家に連れて帰った時には
目の焦点が合わず明らかに普通じゃない状態だったそうです
それから救急車で近所の病院へ運ばれ
いろいろな検査を受けたけど
1件目の病院の医師から「原因が分かりません」言われ、
2件目の病院へ
その病院の医師からも「原因が分かりません」と言われ
最終的に1時間ほどかけて大きな病院に運ばれました
診断結果は「脳梗塞」
22歳の若者が発症するのは非常に珍しいらしく
医師も驚いていたそうです
私が彼に会ったのは倒れて10日後
身体の左側が麻痺してリハビリ中でした
意識ははっきりしているみたいですが
言葉はあまり出てきません
食事も少しずつ取れるようになったようですが
赤ちゃんがご飯を食べるみたいに
フォークでつついたり、こぼしたり…
昨夜は突然興奮して暴れだし
看護師さんたちが数名でおさえて
安定剤を注射して落ち着きを取り戻したそうです
こんな様態なので
母親は彼につきっきり
「何でこの子がこんなことになったのかなぁ」て
ぼそっとつぶやいていました
手術をすれば治るというわけではないので
今後、リハビリを頑張って
少しずつできることを増やしていく方法しかないようです
まるでTVドラマを見ているみたい
でも、これは現実です
これから彼にとっても
その家族にとっても先が見えない長い長い道のり
本人はもちろんですが、その兄弟、両親などの
心の痛みや不安ははかり知れません
いとこである私でさえすごく心が痛いです
毎日の生活の中で
私の隣には元気に働く旦那様
私のお腹にはすくすく育つベビちゃん
支えてくれる両親
当たり前に過ごす毎日が
どんなに幸せなことなのか
あらためて実感しました
**追伸**
彼は動く右手で私のお腹をさわり
なでなでしてくれました
その様子を隣で見ていた彼の母は
「ゆかちゃんの赤ちゃんが生まれる頃には
抱っこできるようになるといいね」と
目にいっぱいの涙を溜めていました
以前の彼に100%戻ることは難しいと思うけど
いつの日か
親戚みんなで集まって
笑ってお話できるといいな
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